月明かりに照らされて
- 2008年08月20日
- 楽しいイベント
みなさん、お元気ですか?
洞爺湖は、もう秋の匂いがしてきています。
寂しいような、新鮮なような。。
先日、満月の日に、洞爺湖で”風が吹く 満月の夜”が行われました。
洞爺湖で生活するようになり、洞爺での初めての企画となりました。
少ない人脈の中、沢山の方に協力して頂き、大自然の力も借りて、素敵な空間となりました。。
今回の出演者さんは、”風絃流し”でした。
風絃との出会いは、今思えば、満月の日でした。
以前、吉祥寺アムリタ食堂で、企画していた満月ライブ、サヨコオトナラの時に、メンバーのいさおちゃんが、エントランスの所で「ぼくたちバンドやってます!!アムリタでライブさせて下さい、まず音源聴いてください。。」と、音源渡された。。
それが、風絃流しとの出会いでした。。
音源聴いてみると、なんだか、するぅ~っと、体に染み込んできて、癒され、初めて聴いた気がしない懐かしいような。。
アムリタでの出演は即決まりでした。
音楽以外でも、メンバーが私は人間臭くて大好きで、それも音に溢れ出ているから魅力的なのかもしれない。。
話は戻りますが、そんな東京でいつも会っていた人達が洞爺湖で会えて、そして、演奏をしてもらえるなんて。。
前の日から楽しみで、楽しみで、興奮していました。
天候は、天気予報を上回る晴天!!
軽トラ借りて、ライブを見に東京から来てくれた まいちゃんと会場へ。
会場には、今回ログハウスを貸してくださった、十割そば屋さんの夢遊館のご主人、普段は、頑固親父と有名な方だけど、辛口な冗談を言いながら、目は少年のようにキラキラ輝かせて、会場造り、装飾を奥さんにも指示しながら、積極的に手伝って下さっていた。
それが、ものすごく嬉しくて嬉しくて、涙が出そうになりました。
景色を見るだけでも綺麗で、絶対成功する気がして不安など全く無かった。。
メンバーも到着し、半年振りの再会を喜び、準備へと。。
バタバタとしながらも開場し、間もなく湖の奥の山の上から、大きな大きなオレンジがかった黄色い満月が顔を出し始めた。
お客様も、メンバーも、みんな無言で月を見て感動していて、あの光景を見ただけで、「あぁ。。やって良かった。。」って、胸にじーんと来た。
いよいよ演奏です。。
ケーナとバイオリンの音色が、体を凛とさせ、心地良い緊張が体中に走る。。
音が一体となり、風となり、そして、洞爺湖の風と交じり合う。。
やっぱり風絃流しの音は、洞爺湖に合っていた。。
月がどんどん高い所へ行くにつれ、湖面を通じて波に乗り、キラキラさせながら、私達の所まで光の帯となり届く。。
その景色と音がまた交じり合って、幻想的な所に来たかの錯覚をおこす。。
音と音の間には、周りで鈴虫などの秋の虫達が合唱しているかのように聞こえてきて、またそれも贅沢で、にやけが止まらなくなる。。
あまり電気は使わないようにと、手作りの漁り火と月明かりだけで、ゆらゆら。。まるで暗闇ライブかのように、暗かったけど、その分、音は体に染み込んできたんじゃないかな??と、思う。。
本当に、五感が磨かれた気がした。。
演奏が終わった瞬間、タイミング良く、温泉街の花火大会が始まり、全てがこの空間を素敵にさせてくれた。。
来てくださったお客様100%風絃流しを見たこと無いし、聞いたことも無いという感じだったのですが、帰り際、みなさん音源を買っていかれていた。。
自分のことのように、すごく嬉しかったです。。
「私達の”ライジング サン”になりました、ありがとう!!」とか、間接的に、感謝の言葉や感動の言葉を頂き、本当に、良かった!!
風絃流しに出会えて良かった。。と、改めて、感謝でした。。
風絃流し始め、来てくださった方々、宣伝や当日お手伝いして下さった方々、夢遊館さん、ラムヤート どうもありがとうございました!!
素敵な経験をありがとう。。
また、風絃さん来年も洞爺湖でお願いします!!楽しみに待ってるよー!!