収穫の秋 5
- 2009年11月28日
- あふりかな日ごろ
みなさん、お元気ですか?
最近の洞爺湖はぽやーんと白く、とってもきれいで、毎日見ている風景なのに、胸がキュンとなって涙が出そうになります。
さてさて、今月始めにありました、「音でアフリカを旅しよう!」大変遅くなりましたが、みなさま どうもありがとうございました!!
本当に、私にとって楽しく幸せな貴重な時間、そして、多くの事を学んだ素敵な経験になりました。
参加してくださった皆さま、関わって下さった皆さまに、感謝の気持ちでいっぱいです!!
アフリカに馴染みの無い方にも、より楽しんで頂く為に、アフリカ マリ共和国についてのご紹介コーナーや布を衣装のように巻いてみたり、アフリカングッズ販売コーナーなどがありました。
準備も大変だったけど、学祭のように懐かしく楽しかったです。
手書きの紹介コーナーは、あまり読んでもらえないかな??と、思っていたのですが、予想以上に沢山の方が見ていって下さり、アフリカについて興味持って下さっているんだ、と思うと、胸にジーンと来ました。
衣装コーナーも、最初のうちは、みなさん恥ずかしかったのか、反応が薄いなぁ。。なんて思ってたのですが、休憩時間にたくさんの方が興味を示し、トヤトヤポレポレのメンバーたちが中心となり、着方のアドバイスしてくれていて、演奏始まる頃には、女性のお客さまが嬉しそうに変身していました。
なんだか、これにも胸が熱くなり、実は皆さん恥ずかしいだけで、普段出来ない体験(女性だったら、きれいなものを纏ったり)を求めてらっしゃるんだなぁ。。と、教えてもらいました。
アフリカ布は、函館のはっしーさんのご協力の下、販売して頂きました。
室蘭からわざわざ足を運んで下さった音楽好きのとってもオシャレなお婆ちゃんが、私の着ていた衣装を見て、自分もアフリカ布で作ってみよう!と、布を買っていって下さったり、やはり衣装体験コーナーでアフリカ布に魅了され買っていかれる方もいらっしゃいました。
ステージの方は、トヤポレの前座から始まりました。
今回も三田さん不在でのトヤポレ。
でも音を楽しむのでは、どんな状況でも楽しめるメンバーたちなので、本当にたくましいです。洞爺は子供たちもノリノリで参加してくれるので、会場を温めるのには持って来いです。
続いて、アフリカ マリ共和国について知ろう!ダンスをみんなで踊ってみよう!コーナーです。
みなさん、マリ人親方衆のお話を真剣に下さっていました。私の司会が上手に回していけたら、もっと面白くなったのになぁ。。と、ちょっと反省です。。
ダンス体験、最初は「立とうかな??恥ずかしいなぁ。。」のご様子の方も多かったのですが、どんどん参加して下さり、遠くで見ていても、沢山の方が楽しそうに踊っているので、幸せな気分になりました。
休憩を挟み、いよいよカリム トゥンカラさん、ダラマン ジャバテさん、セドゥ クリバリーさん、tamtam楽団の演奏です!!
太鼓の音がどんどん参加者の心を掴んでゆく。。踊っている余裕もなく、みなさんの目は太鼓の手元に釘付けです。。初めて見るような聞くような太鼓も多く、みなさんにとって初めての体験だったと思います。
tamtam&ダラマンさんの演奏は聴いたことあったけど、今回の音は私も初めてで、とってもきれいな音で、スーっと心に染み込んできました。私のアフリカ音楽のイメージとはまた一味違った、時には激しく、そしてその中に柔らかさもあり、ずっと聴いていたい感じで、屋内じゃなく、湖のほとりや森の中で、大地の上で自然の空気と入り混じりながら聴きたかったなぁ。。そして、土を踏みしめながら音に体を委ねて踊りたかったです。。
またいつか、その夢が叶えられたらいいなぁ。。
それにしても、ダンサーのセドゥさんは50歳代と聞き、ビックリしました。全然そんなことも感じさせない軽やかで大きなダンス。。
あまりお話する機会は少なかったけど、お父さんみたいな優しそうなオーラがとっても印象的でした。
カリムさんは、北海道に入ってから急激の寒さに体調を崩されて、本当に具合悪そうでしたが、最後まで頑張って下さりました。
ダラマンさんはマリ人と日本人の橋渡しをしてくれながら、ムードメーカーをしてくれたり、面白くてなんか癒される中毒性ありな日本人に近いアフリカ人で、私のツボでした。もう早会いたいです!!
tamtamのたくみくん、はるくん、日光ちゃん、細やかな気遣いをして下さり、ありがとう!!東京で会っていた時は、「いつか北海道でやれればいいねぇ。。」なんて笑いながら話していたのに、それが現実になり。。。
彼らは、アフリカの音楽を少しでも広めたいという気持ちで北海道まで来て下さりました。
海を渡ってくる事は決して簡単なことではないです。でもその気持ちがどんどん連鎖して大きなワが出来ていくのが今回身をもって実感しました。
アフリカって、地球の裏側にあって、すごく遠いようなイメージを持ちがちですが、音や踊りを感じ、実はアフリカも日本もすごく近いんだなぁ。。と感じました。
それは暮らしの一部に音や踊りがあり、そこで大切なことを伝え合う、そこで人と人が繋がる、今の文明が生まれる前から、ずっとその方法は使われていたものであり、国や場所、人種、宗教など、そんな線引きなんてなかったと思います。
今は「リズム」という言葉があり、知識の無い方にとっては難しいリズムに聞こえてくるかもしれないですが(私もそうなんですが。。)、それも、実はすごーくシンプルな言葉じゃない「音言葉」なんだと思うと、また違うように聞こえてくるような気がします。
そんな素晴らしい音楽文化を伝えたい!という気持ちのお手伝いを、これからも出来ればいいなぁ。。と思います。
演奏の終盤は、もうみなさん立ち上がりセドゥさんと一緒に大きな笑顔の花を咲かせながら踊ってらっしゃいました。
アンコールになった時、「もう一人ゲストが居ます!」と、私も知らされていなく、みんなで「アップルモンキー!」と呼び込む指示があり叫ぶと、入り口からアップルモンキーと子供たちが登場。
太鼓に合わせ、りんごをかじりながらボールを回す芸があったり、子供から大人まで笑顔で喜び、より一体感を感じました。
最後にトヤポレも混じり、セッションして、恒例の集合写真を撮りました。
帰り際のみなさんの笑顔が印象的で、洞爺村では、いろんなことが認知されていなかったり、新しいものを嫌ったり、大変な思いもしたりもしますが、もっと村を巻き込んで行ける方法を少しずつでも繋げてゆけたらと強く思いました。それが、大きな確信へと繋がった大きな機会にもなりました。
村の子供達は、都会の子供たちに比べ、すごい表情が良いし、想像力も素晴らしいし、遊びのスケールが違う。怪我なんて、当たり前。
そんな未来が明るい子供たちに、少しでも多くの素晴らしい世界を見せてあげられたら、と思います。
今は反応なくても、いつか芽が出てくるかもしれない。。「あ、あれ昔見たことある。実はこんな意味があったんだぁ。。」とか自分の成長の物差しになったり、いろんな切っ掛けになればいいなぁ。。
本当にいろんな学びを頂いたイベントでした。
本当心も温まりました。
tamtamのたくみくん、はるくん、日光ちゃん、マリ人親方衆、坂本さん、北海道取りまとめ隊長札幌のまなちゃん、えすちゃん、函館のはっしーさん、けんさん、ゆみさん、たいき先生始めトヤトヤ&ポレポレのみなさん、ゆみこちゃん&あるん、ラムヤート、まきこちゃん、あゆみちゃん、東京から遊びに来てくれた大沢くん、しほちゃん、宇宙くん、あっくん、洞爺まちづくり観光協会のみなさん、教育委員会、むしゃなび、つきうらん、室蘭民報、朝日新聞、神戸のみきまこちゃん、そしてそして、ご参加くださった沢山の方々
本当に、ありがとうございました!!
お疲れ様でした!!大変遅くなり、申し訳ございません!!
また今後とも宜しくお願いします!!
あぁ。。28日になってしまったぁ。。
今日は私の誕生日です!!ハッピーバースデー自分!!おまけに、爺ちゃんも!!
この年は、バカパワーと、愛情たっぷりバラまけれる器の大きい人間になれますように!!ってか、なります!!未来形なりました!って言っとこう。。
34歳かぁ。。げっ。。ま、いいかぁ。。
暑苦しい34歳 たかはしけいこ
この年も宜しくお願いします!!
収穫の秋 小言日記終ーわり!ありがとうございました。